栄養科

食事管理

医師の指示に基づき、一人ひとりの病気や症状にあった安全でおいしくて治療効果の上がる食事の提供を行います。

院内食事箋規約(扱っているお食事の種類)

一般食

常食、軟菜食、5分粥食、3分粥食、流動食、腸炎食、経腸栄養食、離乳食、小児食、小児腸炎食、嚥下調整食、嚥下訓練食、術後食、お楽しみ食、個人対応食

特別食

糖尿病食、肝臓病食、脂質制限食、潰瘍食、塩分コントロール食、腎臓病食、透析食、脂質異常食、痛風食 、肥満症食、貧血食、低残渣食、低ヨード食、小児糖尿食、小児腎臓食

お楽しみ食
治療により、食欲がなく食事が進まない方に味のはっきりとした食事(カレー、お好み焼き、ラーメン等)を提供致します。
嚥下調整食
咀嚼や飲み込みといった嚥下機能の低下がある方に、嚥下機能のレベルに合わせて、硬さや大きさ、とろみを工夫し飲み込みやすいように調整したお食事です。当院では日本摂食嚥下リハビリテーション学会の「嚥下調整色分類2021」に準じています。

お楽しみ食
咀嚼困難食
嚥下調整食
安全でおいしくて治療効果の上がる食事の提供

食事時間

配膳時間   朝食…午前7時30分  昼食…午前11時30分  夕食…午後6時

食事温度

温冷配膳車を利用して適温でお食事が提供できるようにしています。

食事内容

旬の素材をできるだけ取り入れ、行事食なども工夫しています。
同時に、日本人の食事摂取基準(2020年版)に基づき、必要な栄養素が摂取できるように食事内容を組み立てています。

おせち料理
おせち料理
お雛様
お雛様
調理風景
調理風景
温冷配膳車
温冷配膳車

栄養食事指導

最適な食事療法を提案し実現できるよう患者様と一緒に 取り組みます。

日時
月曜日~金曜日 予約制
対象
糖尿食、肝臓食、腎臓食、透析食、膵臓食、胃潰瘍食、十二指腸潰瘍食 心臓疾患及び妊娠高血圧症に対する減塩食、高血圧食 脂質異常症食、痛風食、貧血食、肥満症食、小児食物アレルギー食 嚥下障害食、術後食、がん低栄養、栄養相談など

栄養食事指導を御希望の方は主治医に御相談下さい。

糖尿病教室

  • 月曜日~金曜日
    糖尿病に関わる多職種による糖尿病教室を毎日開催しています。
    栄養・食事療法に関するお話は、毎週火曜日(14時~15時)です。
    (※祝日と重なる時は変更になります)

栄養管理

栄養管理計画書について

入院中は、栄養管理計画に基づいた栄養管理を行っております。

栄養管理の流れ

  1. 入院時スクリーニング、栄養ケアプロセス

    入院時に主治医が特別な栄養管理の必要性の有無を判断
    入院時に看護師がMST栄養スクリーニングにて栄養評価
    特別な栄養管理の必要性がある患者について管理栄養士が栄養管理計画書を作成
    主観的・客観的栄養状態を判断
    必要栄養量計算等
    必要事項はカルテ記入
    その後も必要時に訪問し、モニタリング・評価を行う

  2. 2次スクリーニング

    週1回受け持ち看護師により、全入院患者を再スクリーニング
    『栄養不良リスクあり』と該当された患者をNST担当者に報告
    主治医へ連絡しNST介入について検討

  3. 回診・カンファレンス(NST)

    週1回、NST対象者について医師・薬剤師・管理栄養士・看護師・臨床検査技師・メディカルソーシャルワーカー・歯科衛生士・理学療法士のNSTメンバーが回診、カンファレンスを実施。カンファレンスでの検討内容を主治医へ報告。

患者様に最適な栄養管理を多職種のスタッフとチームで行います。

栄養科スタッフ

  • 管理栄養士 5名
  • 専門栄養士資格(CDEJ、WLCDE、NST専門療法士、病態栄養専門管理栄養士、がん病態栄養専門管理栄養士、摂食嚥下リハビリテーション栄養専門管理栄養士)
  • 管理栄養士所属学会(日本臨床栄養代謝学会、 病態栄養学会、摂食嚥下リハビリテーション学会、臨床栄養協会)
  • 業務形態:給食業務は給食会社に委託(管理栄養士、栄養士、調理師、調理員)